生きにくい、生きるの向いてない、生きていたくないを打破する

とにかくつらい毎日だけど、生きなくちゃならないなら、生きやすい毎日にしたい。どん底から這い上がるため色々なことに挑戦していきます。

精神的不調の要因にピルは関係あるのか

一昨年の12月から今年の9月の間、およそ10か月ほどピルを飲んでいた。

避妊のためじゃなくて、あまりにもニキビが酷かったから、という理由で。

 

元々18歳くらいの時に生理不順を治す為に飲み始めた低容量ピル。その時はあまり意識してなかったけど、ピルを飲んでいる期間は肌の不調に悩むことがあまり無かった。でも結婚してピルを飲むのを止めてから、膿の溜まったニキビがいくつもいくつも湧いてきて肌はブツブツになった。

病院にも行ったし生活習慣も見直したし、ニキビ肌に良いと思われることは可能な限り挑戦したけど、根本的に肌状況が改善されることはなかった。

 

そんな状態が4年くらい続いてから、私は再びピルを飲み始めた。

結果として、あんなに悩んでいたのがウソのように、私のニキビは消え去った。

 

ピルさえ飲んでいたら、何を食べても、体力や免疫が落ちても、生活リズムがちょっと崩れても、化粧品を変えても、全然ニキビは出来なくなった。

あんなに苦しんでた4年はなんだったんだろう、と思うほど呆気なく、私はニキビを完治させることが出来た。どうしても治らないニキビで苦しんでいる女性がいたら、ダメ元でピルを試してみてほしい。

 

しかし、わずかに血栓症になるリスクがあるだけで副作用はほぼ無いと言われているピルだけど、精神にもたらす影響が少なからずあるんじゃないかと私は思う。

というのも、この10か月ピルを飲んでいた期間、私の精神状態は今までの人生の中で最高に最低な状態だったから。

もちろん精神状態の悪化は夫婦仲の問題だったり、環境の変化があったりした結果で、ピルを飲んでいた期間がたまたまその精神的不調のタイミングに被ってしまっただけかもしれないけど。

 

何故精神的不調がピルのせいかも?と思ったのかというと、ピルをやめて3か月ほどたった今、私の精神状態がすこぶる健康になったから。

夫婦仲も環境も、何も状況は変わっていないはずなのに、私の精神状態は今とても穏やかだ。

ほんの数か月前までは本気で自殺を考えていて、首を吊るための紐を買ったり、どこだったら死んでも見つからないか地図を見ながら考えるような毎日だったのに。

今では自分の好きなことを頑張ろう、と思える上に実際に行動に移せるようになった。

「頑張ろう」と思うこと自体、心が傷ついて疲れ果てている時には難しい。

まして実際に行動を起こすなんて、相当元気が無ければ出来ないことだ。

私はこの3か月で「毎日死ぬことばかり考えるほど心が不調な状態」から「好きなことを実際にやって、それを面白いと思える健康的な心理状態」に、一気に回復した。

その回復のタイミングでやったことが「ピルを飲むのを止めること」以外に思いつかないのだ。

 

もちろんピルによって絶望的な肌の不調を乗り越えることが出来たし、元々悩んでいた生理不順も今では全く無くなった。

ピルによってもたらされた恩恵は私にとってすごく大きいし、飲んでいたことになんの後悔もないし、もし仮にまた何かホルモン系の異常が起こったらピルを飲むのを再開しようと思っている。

ピルは女性にとって、大きくプラスをもたらす存在であると、今でも私は信じている。

でもその一方で、大きなプラスを与えるほどの力は、気づかないうちにマイナス面にも働いていることがあるのかもしれない、と思ってしまう。

 

とりあえず、ピルを止めて数か月たっても肌状態は良好のまま、精神状態も良くなりつつある。

出来ればこの状態が少しでも長く続いてくれたらいいと思う。